伊佐市長 橋本 欣也
本市は鹿児島県の最北地に位置し、一級河川の川内川をはじめとする清流に囲まれ、日本の原風景が残る美しい自然景観が魅力で、「鹿児島の北海道」と異名を持つほどの、気候の寒暖差や豊かな森林資源から供給される清らかな水を活かした稲作や畜産をはじめとする農業を中心にして栄えてきました。
また、国の重要文化財指定の郡山八幡神社から発見された、永禄2年(1559年)の年号が記された大工の落書きの中に「焼酎」の文字が残されており、「焼酎」の文字で現存する日本最古の資料とされていることから、伊佐地域は「焼酎発祥の地」と称されるようになりました。
ごあいさつ
このように、この土地ならではの優位な食文化も多く、焼酎や伊佐米、黒牛、黒豚、金山ネギなど、どれも高い評価をいただいております。
その中でも特に、最近では鹿児島県焼酎鑑評会において最高賞となる「総裁賞」を2年連続で受賞している蔵元は注目を集めています。
この他、国のスターウオッチングコンテストおいて、5度の日本一にランクインした満点の星空観察をはじめ、原風景の残された大自然を満喫できる自慢のまちでもあります。
文化においては、直木賞作家で「天と地と」著者の海音寺潮五郎先生や、誰もが知っている「スラムダンク」著者の井上雄彦先生、俳優の榎木孝明氏を輩出しています。
私はこれらの特性を活かした「伊佐の魅力ある教育日本一のまち」を大きな目標を掲げ、日々チャレンジしています。
このようなことからも、「子供たちの可能性を増幅し、心に火をつける」コンセプトで行われる、今回のCAMPLIFIRE ISAが、本市において計画されたことに対して心から歓迎いたします。
未来ある子供達にとって、伊佐の大地を満喫していただきながら素晴らしい体験ができますことに期待し、皆様のお越しをお待ちしております。
最後になりますが、今回の企画運営していただくスタッフの皆様に厚くお礼申し上げますとともに、関係機関の方々に深くお礼申し上げ、挨拶とさせていただきます。